データロジックニュース 2014年12月24日号
発行:(株)データロジック
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本メールは、弊社お客様に送信させていただいております。

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1、ビジネスコラム
2、生産性向上設備投資促進税制の証明書発行
3、REAL4開発の現状
4、S/Fコミュニケーション
5、科学の進歩


1

 ビジネスコラム

 鉄骨の需要は、東京を中心とした首都圏から、近畿や中国地方にも広がり、東北の復興工事なども含め、全国的に改善しています。当面は高水準の需給バランスが続くと思われ、建設分野は好況な状況にあると言えるでしょう。今の時期に、どこまで業務を改善できるか、次への投資をするかで、この先の状況の変化に対応できるかが決まります。「好調な時こそ危機感を持つ」と言われることがありますが、今はまさにそういった状況だと思います。

 当社でもREAL4の更なる機能追加や改良はもちろん、各種OAソフトの開発や改良、REAL4との連携強化を検討しています。施工図作成だけにとどまらず、より広範囲にわたって、ファブの業務をサポートできるソフトウェアメーカーでありたいと考えます。

 

2

 生産性向上設備投資促進税制の証明書発行

「設備投資を決断するチャンスです。」
当社のHP( http://www.datalogic.jp/real4/index.php?seisanseikojo/)にも掲載しています。簡単な手続きで、税制優遇が受けられます。

3

 REAL4 開発の現状

1)新胴縁
REAL4用の胴縁は12月のダウンロードで加工図を改良したものを提供開始しました。
  
2)胴縁入力支援 REAL4版(オプション)
出荷しています。11/25日鋼構造ジャーナルに記事があります。

3)シナイ定規(オプション)
12月上旬にREAL4対応のシナイ定規を出荷しました。
REAL4からシナイ定規用のCADファイルを出力します。

4)REAL4の符号管理を修正しました。
Liner2にもあった自動で符号をつける機能を追加しました。
提供を開始しました。
  

4

 S/Fコミュニケーション

12月初旬にユーザーの皆様に送付いたしました。発送部数2,100部です。
お客様の導入事例を5社インタビューして掲載しました。


5

 科学の進歩

 科学の進歩によって、コンピュータやインターネットが高性能になり、われわれの分野ではNC工作機械・溶接ロボットやCADが使えるようになりました。これらの活用によって鉄骨加工の分野でも、以前より少ない時間で大きな成果を期待できます。多くの分野でも新しい技術、知識が応用されて、さらに発展しています。

 地上の望遠鏡で遠くにある天体を見ると、気流の乱れで像が揺れ、天体がはっきりと見えません。また、ハッブル望遠鏡は地球の周囲の空気のない宇宙空間に存在し、写真を驚くほど鮮明に撮影することができますが、非常に手間やコストがかかります。しかし、近年空気の揺れを検知して、その分を補正する技術が実現しました。今後、センサーやコンピュータ、制御技術がさらに進歩すれば、地上でも高精度の望遠鏡を実現できるでしょう。望遠鏡の費用は宇宙より地上に置いた方が1/10で済むので、非常にメリットがあります。

 軍事関係の例だと、今では無人飛行機で偵察、爆撃を行っています。これはアフガニスタンで実行されていて、アメリカ本土から衛星を通して無線で操縦しています。これに対抗する側は、無線を妨害して無人飛行機を無力化することを考えます。実際に中東では、無人機がこの対抗する側によって捕獲されています。

 現在の技術では、無人機を自分で判断して行動する自立式にでき、操縦しなくても定められた仕事をさせられます。自立式ならば無線などでコントロールしなくていいのです。地域によってはすでに、銃と制御部が自動で目標を定めて射撃する装置を配備しています。今は人が撃つかどうかを決めていますが、無人機側で自立的に判断することもできます。もちろん、銃本体の自立移動も可能で、軍事用のロボットは急速に進歩しています。

 これらを見ると技術力のない後進国は攻撃されっぱなしのイメージですが、先進国の方が多くの情報をサーバーに蓄積していることから、 長期的にはリスクが大きいとの指摘もあります。このように見ていくと、1984年にあったターミネーターという映画を思い出します。近未来の世界を舞台に、自立式かつインターネットに接続して情報共有できるロボットが人に対抗する、というものでした。その可能性があるのは遠い未来だろうと思っていましたが、科学の進歩のスピードを考えると、意外に近いかもしれません。




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